面談設定率
(めんだんせっていりつ)
一言でいうと
返信があった候補者のうち、面談の日程が確定した割合です。
もう少し詳しく
スカウト返信率の次に置く指標です。返信率が運用と企業の条件の両方で動くのに対して、この数字は返信後の自社の対応で動く幅が大きくなります。返信から一次返答までの時間、提示できる候補日の数、面談の位置づけの説明が主な要因です。
分母は返信数ですが、返信のなかには辞退の意思を伝えるものも含まれます。前向きな返信だけを分母にするか、全返信を分母にするかで数字が変わるため、社内で定義を固定してください。
実務でどう使うか
- 返信から一次返答までの時間と、日程調整の往復回数を記録する。自社のデータで設定率との関係を確かめ、対応手順の見直しに使います
- 候補日は複数の時間帯で提示する。就業中の候補者は日中の枠を取りにくい状況にあります
- 面談が選考なのか情報交換なのかを明記する。潜在層は位置づけが曖昧だと日程を決めません
- 面談枠を週単位で先に確保する。枠が無ければ、返答が速くても日程は確定しません
よくある失敗
- 返信率だけを追い、設定率を計測していない
- 面談の日程を現場の都合だけで組み、2週間先の枠しか提示できない
- 辞退の返信を分母から外したり入れたりして、期間ごとの数字を比較できなくする
混同されやすい用語
| 用語 | 指すもの | この語との違い |
|---|---|---|
| スカウト返信率 | 送信に対する返信の割合 | 前の段。設定率は返信の後工程 |
| 面談実施率 | 設定した面談のうち実施した割合 | さらに後の段。当日の欠席が影響する |
| 書類選考通過率 | 書類が通過した割合 | 選考の判断。面談の日程確定とは別 |
HRdevの現場から
同じ文面でも、返信の当日に一次返答を返した候補者のほうが、面談の日程確定まで進む割合が高くなります。運用では返信の検知と返答の担当を先に決め、現場の面談枠を週単位で押さえたうえでスカウトを送る順番を組んでいます。