採用実務

採用KPI

さいようけーぴーあいー/Recruiting KPI

一言でいうと

採用計画の人数から逆算して、日々動かせる数字まで降ろした指標のことです。

もう少し詳しく

採用数や入社数は結果指標で、動かすまでに数か月かかります。これだけを追っていると、施策が数字を動かしたかどうかの判断が遅れ、期の終盤になって初めて未達がわかります。そのため、接触数、返信率、面談化率といった先行指標を並べて置きます。

注意すべきは、指標を増やすほど管理が良くなるわけではないことです。週次で見る数字が10個を超えると、どれも改善されないまま報告資料だけが増えます。目標に直結する3つ程度に絞り、残りは異常時に確認する参考値として扱ってください。

実務でどう使うか

採用計画の人数から逆算して置きます。年間の採用数、そこから逆算した内定数、面接数、接触数という順に降ろすと、日々動かす数字が決まります。

数字が未達のときは、指標そのものより先に定義を確認してください。集計の範囲が変わっていただけということがあります。定義を変えたときは、変えた日付を記録しておきます。

よくある失敗

  • 結果指標だけを置く。手遅れになってから未達がわかります
  • 送信数のように、増やすほど質が下がる指標を目標にする
  • 部門ごとに違う定義で集計する。全社の数字が積み上がりません

混同されやすい用語

用語指すものこの語との違い
採用ファネル段階と通過率を並べて見る枠組みKPIはその中から目標として選んだ数値
採用計画いつ何名採るかの計画計画を測る道具がKPI
人事評価の指標従業員の評価に使う指標対象が在籍者。採用KPIは採用活動が対象

HRdevの現場から

先行指標を持たないまま四半期を終え、達成できなかった理由を振り返れない状態が多く見られます。接触数と返信率まで降ろしておくと、月の途中でも打ち手を変えられます。

関連キーワード

採用ファネル / スカウト返信率 / 内定承諾率 / 採用計画