職務経歴書

しょくむけいれきしょ

一言でいうと

これまで担当した業務と実績をまとめた書類です。決まった様式はありません。

もう少し詳しく

履歴書が在籍の事実を様式に沿って並べる書類であるのに対し、職務経歴書は仕事の中身を本人が説明する書類です。様式が決まっていないため、どの粒度で何を書くかは本人の判断になります。記載の内容と粒度は、面談で確認する項目を整理する手がかりになります。システムの規模だけを並べた経歴書と、担当範囲と判断の根拠まで書かれた経歴書では、確認すべき項目が違ってきます。

一方で、採用側が、書かれていないことを「やっていない」と読み替えてはいけません。記載の量は職種の慣行や、本人が使った媒体の様式にも左右されます。

実務でどう使うか

読む順番を決めておくと、担当者ごとの判断のばらつきが減ります。

  • 直近2社から3社: 現在の働き方に最も近い情報がここにあります
  • 役割の推移: 同じ会社の中で担当が変わっているか
  • 主語: 「チームで」と「自分が」が書き分けられているか
  • 技術と製品の具体: 使った技術名だけか、選んだ理由まで書かれているか

読み取れなかった点は、面談で確認する項目として書き出して残します。

よくある失敗

  • 在籍企業名と年数だけを見て、担当内容を読まない
  • 書式の見栄えを評価に持ち込む。整え方は転職支援を受けたかどうかでも変わります
  • 記載の無い期間を推測で補う。空白は事実として面談で確認します

混同されやすい用語

用語指すものこの語との違い
履歴書氏名・学歴・職歴などを様式に沿って記す書類職歴の概要が中心。担当業務や実績を職務経歴書ほど詳しくは書かない
ポートフォリオ制作物や成果物をまとめたもの実物が材料。経歴の説明ではない
媒体のプロフィール転職媒体の登録情報媒体が定めた項目に沿った要約。本人が構成した文書ではない