離職期間
(りしょくきかん)
一言でいうと
退職した日から、次の就業を開始した日または現在までの、雇用先への在籍が確認できない期間を指します。
もう少し詳しく
職務経歴書では在籍が月単位で並ぶため、離職期間は在籍の切れ目として見えます。どの長さから確認の対象にするかに、法令上の一律の基準も業界共通の基準もありません。期間の長さだけで見送りを決めず、自社の採用要件との関係と、書類に書かれた事実を整理してください。
書類に書かれるのは期間だけで、その間の事情までは書かれていません。転職活動の長期化、学習や資格の取得、契約満了後の待機など、同じ長さの空白がさまざまな経緯から生まれます。採用側が事情を推測で決めてしまうと、事実でない前提のまま選考が進みます。
実務でどう使うか
- 期間の長さよりも、空白の直後にどう復帰しているかを確認する
- 空白中の活動が職務経歴書に書かれていれば、その記載を起点に面談で確認する
- 業務委託やフリーランスの期間は在籍ではありませんが、空白とも違います。契約の形を確認する
- 空白が複数回ある場合は、単発か繰り返しかを分けて読む
面談では、在籍期間の事実、書類に記載された活動、就業を開始できる時期など、募集する職務に直接関係する事項を確認します。離職の理由を推定したり、健康状態や休職の有無を選考の基準にしたりはしません。
よくある失敗
- 長さだけで一律の基準を置く。職種によって転職活動に要する期間には差があります
- 履歴書の年月だけを見て、職務経歴書側の記載を読まない
- 採用の判断に必要のない事情まで踏み込んで確認する
混同されやすい用語
| 用語 | 指すもの | この語との違い |
|---|---|---|
| 短期離職 | 在籍期間が短い転職 | 在籍そのものの長さ。空白の有無とは別の観点 |
| 第二新卒 | 卒業後おおむね3年以内の転職層 | 卒業からの年数による区分。空白を指す語ではない |
| 就業状況 | 現在働いているかどうか | 時点の状態。過去の空白とは別の情報 |