技術・開発

Go

ごー

登場(海外)
2009
更新
2026-08-25

一言でいうと

Googleが公開したプログラミング言語です。書き方の選択肢が少なく、誰が書いても似たコードになります。

開発元と登場年

Googleで設計され、公式FAQによれば2009年11月10日にオープンソースプロジェクトとして公開されました。互換性を保証する最初の安定版であるバージョン1は2012年3月に出ています。Golangという呼び方も広く使われますが、これは検索しやすさから生まれた通称です。

何を解決するために生まれたか

大規模なサーバ開発で、ビルドが遅い、依存関係が複雑になる、並行処理が書きにくいといった問題に向き合うために作られました。文法を小さく保ち、書き方の幅を狭めることで、人が増えてもコードの読みやすさが落ちない状態を狙っています。

並行処理の書きやすさもこの言語が選ばれる理由です。軽量な処理の単位を大量に動かす仕組みが言語に組み込まれており、通信量の多いサーバで扱いやすくなっています。

どこで使われているか

APIサーバ、通信基盤、コンテナ関連のツールで多く使われます。KubernetesやDockerもこの言語で書かれており、インフラ寄りの領域では標準的な選択肢のひとつです。

日本の市場に限ると、スタートアップのバックエンドやマイクロサービスの構成での採用が目立ちます。処理性能が要求される領域で選ばれる傾向があります。

人材市場の実情

媒体の検索条件として機能します。言語名で絞り込めるうえ、経歴にも明示されるためです。ただし経験者の絶対数はJavaやPythonより少なく、必須要件に置くと母集団が一段狭まります。

他の言語からの移行が比較的容易な言語でもあります。ただし短期間で身につくのは文法までで、この言語が選ばれる理由である性能要件や並行処理の設計は別に経験が要ります。母集団を確保したい場合、この言語の実務経験を必須にせず歓迎要件へ置く判断は有効ですが、設計まで任せるポジションでは同じようには扱えません。

混同されやすい技術との違い

用語指すものこの語との違い
Rust安全性と速度を両立する言語学習の負荷が高く、扱う領域も違う
Java長い歴史を持つ汎用言語資産の量と実行環境の成熟度が違う
GolangGoの通称同じものを指す

採用担当の見極めポイント

  • 経験年数より、どの規模のトラフィックを扱ったかを聞いてください。この言語が選ばれる理由は性能要件にあることが多く、そこに実感がある人ほど設計の話ができます
  • 並行処理の経験を確認してください。困った具体例が出てくれば実務で使っています。仕組みの説明だけで終わる場合は書籍の知識にとどまっている可能性があります
  • 他の言語からの移行組が多い領域です。前職の言語と、移行にかかった期間を聞くと実力が見えます

関連キーワード

Rust / Kubernetes / マイクロサービス / バックエンドエンジニア

出典