技術・開発
Swift
(すうぃふと)
- 登場(海外)
- 2014年
- 更新
- 2026-08-25
一言でいうと
Appleの端末向けアプリを作るための言語です。iOS開発の求人では、この語があること自体が前提になっています。
開発元と登場年
Appleが開発し、2014年に公開しました。同年9月に1.0が出ています。それまでiOSアプリの開発に使われていたObjective-Cを置き換える位置づけで、現在はオープンソースとして公開されています。
何を解決するために生まれたか
Objective-Cは記述が冗長で、学習の入り口が高いという課題がありました。この言語は記述量を減らし、値が空である可能性を型で表す仕組みを備えることで、アプリでよく起きる種類の不具合を減らすことを狙っています。
Appleの開発環境と密に統合されていることも設計の前提です。端末側の新しい機能は、この言語から使うことを想定して提供されます。
どこで使われているか
iPhoneやiPad、Mac、Apple Watch向けのアプリ開発です。近年はサーバサイドでの利用も可能になりましたが、実務での採用例は限られます。
iOSアプリの開発では、日本でもこの言語が標準です。既存のアプリにObjective-Cのコードが残っている現場も多く、両方を読める人材が重宝されます。
人材市場の実情
iOSの領域では検索条件として機能します。母集団の大きさは媒体によって差があるため、Androidとの比較は自社が使う媒体で実際に数えてください。
見落とされやすいのが、UIの作り方の世代差です。従来の方式と、近年主流になった宣言的な方式では、書き方が大きく違います。求人票にどちらを使っているかを書いておくと、候補者側の判断が早くなります。
混同されやすい技術との違い
| 用語 | 指すもの | この語との違い |
|---|---|---|
| Objective-C | Appleの端末向けの旧来の言語 | 記述が冗長で、既存資産に残る |
| Kotlin | Android向けの言語 | 対象の端末が違う |
| SwiftUI | この言語で画面を組む仕組み | 言語ではなく画面構築の枠組み |
採用担当の見極めポイント
- 画面の作り方を聞いてください。従来の方式と宣言的な方式では書き方が違い、経験の中身が変わります
- Objective-Cを読めるかどうかは、既存アプリの保守がある現場では条件のひとつです
- 個人開発のアプリを公開している候補者が一定数います。公開実績があれば経験の幅を知る手がかりになりますが、無いことを減点材料にしないでください。判断の軸は業務での実績に置きます
関連キーワード
Kotlin / SwiftUI / iOS / モバイルアプリエンジニア